近年、落語家の笑福亭學光さんが提唱する

「お笑い福祉士」をはじめ、プロ・アマチュアを問わず

「笑いで人々を元気にしたい」という思いを持って

ボランティアで高齢者施設を訪問し

落語などの芸を披露する人が増えているようです。

 

実は、「笑うこと」はただ楽しいだけでなく

健康にも深く関わる行為であり、さまざまな研究によって

免疫力や血糖値、認知機能などへの影響も明らかになっているのです。

糖尿病患者を対象に「笑い」と「血糖値の上昇」の関係を調査

笑いの健康効果を研究している

東京家政大学の大西淳之准教授らが「お笑い」で

有名な吉本興業の協力のもと、糖尿病患者を対象に

おこなった実験では、単調な講義を聴いたあとに比べて

 

漫才を鑑賞したあとのほうが血糖値の上昇が大幅に抑えられる

 

という結果が出たとのこと(いずれも食事をして2時間後の血糖値を測定)。

それだけではなく、がん細胞などを殺すとされる

NK細胞の働きも、漫才で大笑いをした後は

低い人は高くなり、高すぎた人は低くなるなど

適正な状態に整えられていたそうです。

 

「笑わない人」は認知機能が低下するリスクが高くなる?

 

「笑う習慣」を日常に取り入れるには

たとえば、一人暮らしで人と接する機会が少ない場合など

日常的に笑うことが難しいケースもあります

こうした人においては、デイサービスなどに出かけて人と

触れ合い、レクリエーションなどで大笑いすることが

心身の健康を維持する上で効果的な場合もあります。

 

「楽しいことがないから笑えない」という人もいますが

”口角を上げて作り笑いをするだけでも脳をリラックスさせたり

  免疫力をアップさせたりする効果がある”

 

という報告もあります

 

まずは、形からでも「笑う習慣」を身につけることが、

健康維持の秘訣といえるでしょう

 

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